「火事場の馬鹿力」というものがあります。
火事のときに、自分にはあると思えない
大きな力を出して重い物を持ち上げたりする力のことです。
切迫した状況に置かれると、
普段からは想像できないような力を無意識に出すことのたとえですね。
これを現実に感じた経験があります。正直、自分でも驚きました。
それは、
24時間山岳耐久レース、「ハセツネCUP」というトレイルランニングのレースに出走したときのことでした。
一晩中走り続けて心身ともにボロボロだったのが、
朝日がきっかけとなって、
極度の疲労感がぶっ飛び一瞬動物にでも
なったような感覚になり、全力疾走でGoalした記憶があります。
あの走りはまさに「火事場の馬鹿力」でした。
世界にもいろんな事例があります。
アメリカ・ジョージア州で、ある青年が車のタイヤ交換をしていたところ、何かの拍子で車体を持ち上げていたジャッキが外れ、車に挟まれ意識を失ってしまったそうです。
それをたまたま見ていた近所の子供からの
知らせで駆けつけた母は息子が車に挟まれて
意識を失っているのを見て、
とっさにその車(ナント、重量は350kgあった!)を
一人で持ち上げ、助けが来るまでの5分間の間、
ずっとそれを支え続けたといいます。
それだけでなく、その間「アンジェラ」は意識のない息子にずっと呼びかけていたのだそうです。
その後、近くの住人が助けに来て「トニー」を救出。
一時は意識不明だったものの二日後には無事退院。
命に別状はなかったそうです。
まさに火事場の馬鹿です。母は強し!!!
これが一つ目の「潜在能力」です。
そして、「火事場の馬鹿力」を《動》とすれば、
次の潜在能力は《静》となります。
それが、「以心伝心」という潜在能力です。
「以心伝心」とは、
心の内で思っていることが、声に出さなくても
互いに理解しあえることをいいます。
特に日本人は「気が利く」や「気遣い」含め、
本来このテレパシックな感性がとても強いような
気がします。
「心を以って心に伝える」ということで、うわべだけの行動や言葉で表すのではなく、何も口に出さずとも相手の考えていることが理解でき、そして相手のために行動するという心がけが大切だよ、という意味ですね。
触覚を仕事とする美容師、歯科医、治療家・セラピスト全般に
おいてこの以心伝心力、
つまり「テレパシック能力」がとても重要だと感じます。
個人的な意見ですが、このテレパシック能力は遺伝的要因もあるのではないか、ということも言われているのですね。
しかも、
何も口に出さずとも相手の考えていることが理解できて、
相手のために行動するという心がけが大切である
ということは接客、ホスピタリティ、マーケテイングなど、
幅広い職種でも重要度は高いです。
能力向上の一環でもっと注目すべき項目だとおもいますがいかがでしょうか?
ただ、《テレパシー》という響きは怪しい感じに受け取られてしまいがち。
しかし、《思い》は目に見えません。
チャゲ&飛鳥の「SAY YES」にはこんな歌詞があります。
「言葉は心を越えないとても伝えたがるけど心に勝てない」
聴いた時、短いこのフレーズにしびれました。まさにテレパシック感性の代表曲だと思うのです。
深い潜在意識の中に、目に見えないものが大切なんだ、
というテレビシックな感性が日本人全員の中に
内在しているのではないでしょうか。
気づいてしまう民族なのだと感じます。
テレパシック感性も突っ込んで書いていきたいテーマです。
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