活動記録

施術家 吉田正幸のブログ

「自分自身への告白」のすゝめ

        

友人を信じる、夫や妻を信じる、
そして神や仏を信じるというような宗教観は
人間自体を深く支えてきました。

さて、自分はどうでしょう?

例えば、
聖書にもあるとおり、「汝自身を知れ」という言葉。

16世紀のフランスの哲学者・モンテーニュは、
「世界で最大のことは自分自身を知ることである」とも
書いています。

ブッダも「自分を求めるほうが大事だ」と諭していますし、
孔子は、「ひどいのは、己を忘れている者です」といっています。

いずれにしても、
他人より自分自身を知るということが
何より大切だということでしょう。

まずは他人を信じることは脇へ置いておいて、
自分自身のことを信じられるかどうかにフォーカスしてみたいものですね。

自分を信じられない人間には
もはや他人を信じる力はなくなっていくのかもしれません。

自分を信じる力の有無は、
仕事や人生にどのような影響を与えるのでしょうか?
 
「自分を信じる力」とは、
自分の考えや価値観に対する信頼感の大きさを意味します。

簡単にいうと、
「自分が好きかどうか」が判断基準ではないかと感じてしまいます。

「自分を信じる力」の有無は、
私たちの振る舞いや行動に直結し、
仕事や人生の質を決定づけてしまうほど力を
持っていると感じてしまうのです。

自分を嫌い⇒信用できない  自分が大好き⇒信用できる 

  
本当は自分のことが好きなのに素直に好き、と言えない自分
元々自分のことが大好きなのにあからさまに人には言えない
本当は自分のことが嫌いなのに素直に嫌い、と言えない自分
元々自分のことが大っ嫌いなのにあからさまに人に言えない自分


いろんなパターンがありますが、
「自分のことが大好きで、素直に他人にも自分が大好きだと言える」
という人は無敵ですね(笑)

全てが満ち足りていて満足する日常を
送っているなら簡単に言えるのかもしれません。

しかし、逆境の時、
果たして「自分が大好きだ!!!」とココロから思えるかどうか・・

全てをひっくるめてすべて“日常体験”が学習の場ですね。

自分をまるごとひっくるめて、大好きでいる勇気。
コレって案外大切です。

正直に自分自身に告白することは、コッパズカシイですけれども、
「自分が大っ嫌いな、そんな自分全部ひっくるめて・・自分がやっぱ、好き」

以前、施術中にボソっと言われた
「私、自分が嫌いなんです」。のせめてもの回答として。

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