昨日はフィットバランス療術学院、独立プロコースの再受講でした。
午前中の座学は「腰をもむだけでは腰痛はとれない」という講義。
慢性の痛みが強くなり継続的に出てくればまずは整形外科へ行きます。レントゲン等検査をし、何も異常が無ければ保存療法へ移行していくわけです。
物理療法、湿布や塗り薬、鎮痛剤などの処方・・・・それで沈静化すればいつもの日常生活がなんなく楽しく過ごせるわけなのですが、時間経過と共に痛みと不快感が再度出てくればまた病院へ舞い戻る。そんな人も多いのではないでしょうか。
検査の結果は異常なし。人によっては再検査をしてみたり、引き続き薬を変えたりします。あるいは保存療法の繰り返し・・・という可能性が高くなります。
しかし、鎮痛剤は続けて飲みたくないし、湿布を貼っても、電気をかけても治らない。これは腰痛だけではなく、首や肩の痛み、膝の痛みなども同じですね。結局、痛みが一時的に消失しても再度また痛みが出てくれば、「治療院」をあちこち行く事になるのです。
その場合のカウンセリングと施術方法を今回は授業でお伝えしました。
確かに、“痛みが取れた”と“治った”ということは違いますが、“痛みが取れた”をまずは獲得しなければご本人は苦痛や不安にさいなまれます。一時的に対症療法で芝刈りをやっても根本的に治っていなければ雑草のごとくまた痛みという雑草が生え続けてくるわけです。
まずはしっかりとお話を良く聴くということが何よりも大切だと思います。私たちは医師ではありません。しかし忙しい病院よりは少し長く話を聞くことはできます。「苦情聞き」に徹してみてください。
そして、整体師ならば痛みが取れた!セラピストならば癒された!という<結果>が出れば良いわけです。そのためにやらなければならないことが実はたくさんあるわけです。
検査や診断などは当然医師に完全に任せましょう!!!
医師が的確な検査を入念にしてくれて、診断をしてくれます。しかし、肝心なのは原因がよくわからずに病院へいくら通い続けても、その慢性の痛みや不快感が取れないからこそ私たちにチャンスが来るのです。
このようなプロセスを経て来院される方が多いので、その場合のカウンセリングと痛みに対する具体的なアプローチ法が昨日の授業でした。
早速、次の日に知人に試してみた!!!という生徒さんから今朝一番で報告がありました。
その知人は肩~腰~ふくらはぎが痛くて困っていたらしいのですが一回の施術で痛みが激変して脳内がすっきりとしたそうです。
嬉しい限りであります。