活動記録

施術家 吉田正幸のブログ

腸脳相関とエネルギー整体

     

腸と脳は連携しあっていて密接な関係があります。
自律神経や内分泌系、免疫系などすべて腸と脳は関わっているんですね。

これを「腸脳相関」といいます。

密接な関係があるがゆえに、
腸の調子が悪いと脳にも影響が及んでいく・・というわけです。

赤ちゃんが生まれるずっと前、受精後に細胞分裂が始まり、
体のあちこちの器官が出来上がっていきますが、
腸が一番最初にできる器官と言われています。

全体のバランスをとることや、痛みに対するアプローチは施術家として
大切なのですが、「頭蓋骨」と「腹部」へのアプローチはまた違った意味で
とても大切だと僕は考えています。

腸の具合がメンタルにも影響する?

快便は、とてもスッキリした気持ちになりますよね。

あれは脳がスッキリと感じていて、
ストレスが発散された時に似ています。

そう考えると、
その逆は脳にとってある種の「ストレス」がかかっている状態
ともいえるのではないでしょうか。

つまり、便秘や下痢が続いていると、
メンタルが落ち込みやすくなったり、ストレスもたまりやすなったりして、
正しい判断をしにくくなるようです。

まずは、健康の基本に則って、「脳腸相関をスムーズにする」施術が
ことのほか大切です。

ですから、ヒアリングでは、「快食・快眠・快便」の調子を一番にお聴きします。
腸だけではなく内臓全体の状態はお腹にも現れますからね。

特に、メンタルの状態を良くしていくためには、
お腹へのアプローチが重要です。

要は、お腹を調整するという施術をしっかりとしなければなりません。

腹部を触る事で胃腸だけでなく、腰痛の状態、膝への負担、冷え性体質
なども、何となく伝わってくることがあります。

中には、お腹の調整をするだけで長年の膝の痛みがすっかり取れて
しまう方や、腰痛がたった一回で改善したかたなど、
数えればきりがありません。

それほど、
「お腹の整体」は大切です。

甘いものや辛い物などを食べ過ぎていると、
お腹にも反応が現れて全身に影響していくことが
手に取って感じられます。

ちなみに、「うつ病」の予防に大きく貢献するセロトニン。

この有用な物質の原料である「5-HTP(5-ヒドロキシトリプトファン)」は、主に「腸内細菌」によって作られています。

そして、
5-HTPは腸内細菌の働きによって脳などへ運ばれ、
そこでセロトニンが生成(合成)されるのです。

セロトニンは人間の体内には10mgほど存在していて、
その分布割合は次のとおりです。

・腸──約90%
・血小板──約8%
・脳──約2%

これ!!すごくないですか!?
圧倒的に腸に多くのセロトニンが存在していることが分かります。

それに対して脳はたった2%しかありません。
この2%という割合が減少しないようにするためには、
腸内細菌の活動を上手にサポートしてあげることが重要です!!

腸内細菌は「腸内フローラ」とよばれる菌の密集エリアで活動しています。

ここをきちんと整えてあげることで腸内細菌が活性化し、
セロトニンの生成(合成)もスムーズになります。

このように「お腹の整体」は、
今後のメンタルアプローチにおいても重要だと感じています。

コチラもおススメです。⇩⇩⇩
まぐまぐメルマガを頑張って書いてます!!
▼施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」(登録初月無料)

https://www.mag2.com/m/0001695677?reg=publ_promo