活動記録

施術家 吉田正幸のブログ

整体指導をして20年ほどになります。

    



手技の上手さはテレパシック感性に比例する。
これが整体施術指導を20年以上してきて出た
答えです。

勿論、手先の器用、不器用は多少影響しますが後天的にいくらでも鍛えることができます。しかし、「テレパシック感性」は後天的に鍛えるとしても時間をかけなければなりません。さて、この「テレパシック感性」とは何なのか。

それは精神感応力とでもいうものでしょうか。気づく力、察する能力みたいなものです。直感や第六感的な要素は手技を覚えていくうえで物凄く重要です。

簡単にいうと整体の施術は味覚を抜かした四感感覚を総動員してクライアントと向き合う仕事だと思うからです。

以前も書きましたが、通っていた3年制のカイロプラクティック専門学校を中退して、フィットバランス療術学院に入学した女性ですが、手技はもちろんのこと、テレパシック感性が素晴らしかったのです。

その彼女はとても繊細で敏感な「テレパシック感性」を持ち合わせていたので来院している方々の苦痛や不調がまるで自分の感覚器官に飛び込んでくるように同調してしまうのです。

その感覚でどこをどのようにアプローチすれば良いのか瞬時に把握してしまうのです。

他にも沢山の方々に施術のテクニックを教えてきたのですが、やはり“読み取る力”を含む「テレパシック感性」が手技の向上には関係していると実感しています。

このテレパシック感性とはもとはテレパシー(telepathy)という言葉です。

テレパシー(telepathy)とはある人の心の内容が、言語・表情・身振りなどによらずに、直接に他の人の心に伝達されることで、 超感覚的知覚 (ESP) の一種、かつ超能力の一種。 漢字表記では「精神感応」とも(Wikipediaより抜粋)


勝手な持論ですが、このテレパシック感性というものは過去生と関係しているような気がします。

年輪のようなものでテレパシーの強弱が決まってくるような気がするのです。しかし、このテレパシック感性は鍛えることができるものです。

ある一定期間鍛錬することによって個人差はあるものの、この感性は少しづつ強くなっていきます。

ですから、当整体スクールでは施術のテクニックだけではなく、このテレパシック感性も20年以上生徒さんに伝え続けているのです。
・・・・相当変わった整体スクールです笑

速く走れる人は遅くも走れます。
遅くしか走れない人は速くは走れません。

敏感&繊細な人は鈍感&粗雑にもなれます。
しかし、初めから鈍感&粗雑な人は中々敏感&繊細の域には踏み込めないのではないでしょうか。。

これも勝手な持論でした。