日記

スルーな日記 2021年5月7日

AX読書

男は戦っています。
いや、現在は女性も戦っています。
資本主義経済の矛盾が多すぎる社会システムの中で。

コロナ禍の昨今、更にこの戦争は激化している感じです。明るい未来イメージを忘れずに一歩一歩、少しでも前へ進んでいく勇気と希望、そして行動力が試されている感覚です。

しかし一歩一歩踏みしめながら歩き、進んでいくということが大切なことではありますが、たまに男は聖母マリアの抱擁が必要な時があります。昨年読んだ小説「AX」は特に男の淋しさの中に原点回帰である女性の輝きという癒しを静かに映し出している最高傑作でした。そして忙しく、アドレナリンが出ている時ほど思い返してしまう作品です。

AX
殺し屋シリーズ「AX」伊坂幸太郎

簡単なあらすじは・・・・
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。この物騒な仕事をしていることは、もちろん家族には秘密だ。克巳が生まれた頃から、兜はこの仕事を辞めたいと考えていたが、それは簡単ではなかった。「辞めるにはお金が必要です」という仲介役の言葉を受け、仕方なく仕事を続けていた兜はある日、爆発物を仕掛ける計画を立てていた集団の一人を始末せよ、との依頼を受ける。標的を軽々と始末した兜だったが、意外な人物から襲撃を受け……(「AX」)。「AX」「BEE」「Crayon」「EXIT」「FINE」の全5篇の連作集。『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる、殺し屋シリーズ最新作。。。。。

というものです。これでは全編内容はほぼわかりませんが、
日頃戦っている男性諸氏へぜひお薦めの一冊。

読後はある種の脱力感に襲われましたが、唯一聖母マリア的女性の単なる純粋な言葉や横顔という当たり前な素敵な本質に救われていく感でした。

「AX」公式サイトで著者の伊坂幸太郎さんが書いている一言が、また良いのです。

淋しいけれど

あたたかみのある

物語になったような 

気がします。        伊坂幸太郎

殺し屋というハードな仕事をしている主人公の感情の微妙な変異が「わかるぅなぁ」なんて思ってしまいました。
殺し屋という仕事はあくまでも小説としてですが、経済的殺生は結構頻繁に行われている気がします。

好きなことをして「稼ぐ」という時流になりつつありますが、
一応、それにも些細な忍耐は必ず必要だと感じます。

ABOUT ME
ヴィッシュ吉田
JPMA日本理学手技療法協会 代表理事 フィットバランス療術学院 東京校学院長 株式会社ヴィッシュブレイン 代表取締役

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