手技に関しての練習は数。
新しい技術を取得してもその落とし込みは臨床の積み重ねだとつくづく思います。
これは手技以外でも通じることと思います。
新しい言葉、新しい行動・・に触れてあとは日常生活での実践Outputによってそれらを様々なシチュエーションで難なく自分の表現として使えるようになるのと同じです。
特に手技の場合には人それぞれ体形・体格・筋肉・骨格などは全く違うので反復による研磨によって効果は違ったものとなります。
手技を覚えたての頃、新たに習ったものを落とし込むのには時間がかかったものです。
たまたま一日に50名以上の患者さんに施術していたのでほぼ現場でたたき上げてきたことで覚えたようなものです。
例えば新たな頸椎操作を覚えてそれを次の日には50回以上施術し、更に次の日には50回以上全く別の患者さんに施術。約一週間で300回施術(練習?)ができるわけで通常の練習よりも早く、正確に覚えられる環境に身を置いていたことが今から思えば感謝! でした。
なので“数”をこなしていくことが施術には重要です。
この“数”とはズバリ!!!“集客数”“来院数”です。
この土台が無ければせっかく覚えた手技も自分の手に落とし込むのに相当時間がかかるわけです。
整体院の経営と施術とはまったく別物。
単なる技バカになる前にぜひとも“集客”に関してしっかりとした基礎知識と実践が必要。
いくら広告を打ってもいくら初客獲得ができてもやはりこのスモールビジネスに関してはリピート化率を上げていくことが経営的に安定するのです。
我々はボランティアではありません。
治療院・サロン等のスモールビジネスで起業していこう!!!、もしくはすでに起業したけれど思ったようにならない!!!というかたは是非、この本をズバッと読んでみてほしいと思います。
マイケル・Eガーバー著「はじめの一歩を踏み出そう」

何より手技だけやっていれば良いという時代ではないことは周りを見渡せば一目瞭然です。
そして、集客は手技の向上に役立つ最短最速の道です。