「ヤクザと家族 The Family」という邦画を観ました。
出演者全員の演技が本当に素晴らしかった。
ヤクザの世界が時間の経過と共に変化していく姿が妙にリアルでした。
人間関係ならぬ、“家族関係”にクローズアップした人間本来のヒューマニズムを見事に描いた映画だなぁ、と。
そして、ワンシーン、ワンシーンの撮り方をすごく大切にしている感じが伝わってきたので監督に興味がでて思わず観終わった後にググりました。
なんと!!!『MOTHER マザー』の監督だったとは驚きました。
サイトによると・・・・・
鋭い視点で現代を表現する映画会社スターサンズと、スタイリッシュな映像とクールな男たち像を描くことに定評のある日本アカデミー賞6冠『新聞記者』の藤井道人監督。『新聞記者』を世に出した彼らが挑む最新作のテーマは「ヤクザ」。
「ヤクザと家族」公式サイトより
とても若い監督で驚きましたがある種、現代のNet社会に対応すべく細かい演出もこれで納得です。
生き方を貫くだけが生き方ではないという無言のmessageと共に、
これも良く聴く言葉ですが、「もっとも強い人間は変化できる人間だ。」なんてことがフッとよぎった映画でもありました。
おススメの映画になりそうです。