実践ライヴ授業!!! フィットバランス療術学院!!!
本日はフィットバランス療術学院・独立プロコースの再受講日でした。
一通りマスターした手技を実践でどのように使っていくのかをロールプレイングライヴ形式で行って行きます。施術後は施術者も非施術者も忌憚のない意見をお互いに言い合います。
この実践ライヴ授業で更なるヴィッシュ<美手>整体のトランスフォーメーションを強化していきたいのです。通常はある一定のRoutineを教えて終わりという整体スクールがほとんどだと思うのですが実際のところそれだけでは通用しませんし、とにかく実践では「痛みの改善」に根幹をおきます。痛みもなく、癒し目的ならばリラクゼーションサロンへ行ってもらった方がお互いのためになります。
「現状の苦痛をとにかく消失させること」そこのみ焦点を絞っています。その改善を目的とするものそれが「ヴィッシュ<美手>整体」という施術方法なのです。

独立開業して施術が毎日始まってしまったら、もう二度と開業前の準備期間には戻れませんので当たり前のことですが、先に名一杯苦労して、あとで楽する。。。先苦後楽の徹底です。
手技に関しては中々覚えられず、光明が見られなくとも継続こそ最大の力・・・なり。
洞窟が2000年間閉ざされていて暗黒だったとしても光が入り込むときはゆっくりと少しづつ、小さく入り込むでしょうか?いやいや、一瞬です!!! 一瞬で明るくなります。
これと一緒で中々上達できなくても継続すればある日突然「あれ!!!今のできた!!!」と一瞬でできてしまうことだってあります。しかし、断念したらもうそこで終わりなのです。
本当に今期の生徒さんはよく頑張ってくれました。
できなくても、ミスをしてもそのたびに立ち上がってくれました。そして、今ようやくこの実践ライヴ授業もまるでその道5年くらいの貫禄で施術しています。
本日の授業、午前中は筋肉強化に関して座学から始まりました。筋肉強化は整体ではできない筋肉の衰えが慢性痛を引き起こしていることが多々ある足腰に痛みがあればWalking&Runningなどでの筋肉強化も中々難しい・・・・・さて、どうするか?という授業でした。

座学は60分で終了。そしていよいよ実践ライヴ授業です。限られた時間の中で問診からスタートしてから触診です。触診で全体を把握します。今まで授業でお互い練習相手になったりと仲良く施術をしあう関係も、馴れ合いも捨てて本番と同じように完全にお互いが成りきる実践ライヴ授業でした。Routineが全く無く完全に自由にどんな手技を使いどのように施術していくかは決断と直感と選択のみ!!!とても身が引き締まるようです。
筋膜リリース、関節タッチング、神経筋連鎖法、ヴィッシュ<美手>整体とそれぞれ部位によってさまざまなアプローチ方法があるのですが何をどのように使っても完全に自由です。40分という時間の中で痛みの消失と満足度を図る最終の仕上げです。皆さん、気合十分・・・ですね。
そして、ひとりが施術終わると施術された側は歯に衣着せず施術者と向き合い本気で感想を述べていくのです。“愛のムチ”ならぬ、“愛の感想”です。
「全然効いてない」「そこはそうやるべきじゃないね」「う・・・・ん、まだ痛い」といった反応から「おぉぉ!!!痛くない!!!」「最高に気持ちイイ!!!」という正直な意見、そして驚きや癒された一言までが生の現場でぶつかり合うのです。
これが手技の向上には絶対に必要です。
人間関係も似ていますよね。お互い言いたいこと言わないで怖がって表面でしか話せないならばその人にとってそれが快適空間かもしれませんが人間的拡張や深い考察、反省、改善、ラ・ポールは生まれにくいかもしれません。
いかに不快な部分があったのかを具体的に伝えることによって人間関係の快適さが生まれたりします。
お互いに素直に受け入れれば・・・の話ですけれども。。。。
開校してから17年!!!振り返ってみれば“素直”な人は改善速度が早いということは事実ですね。

昨日の内容でお金頂くのは当然厳しいレベルだと痛感しました。
長い時間でしっかり成果を出すのは当然だと思いますが、短い時間で全身をやりかつ主訴で成果を出すには、まだ経験値がとても足りないです。
持ってる手札で、使わないカードを捨てる勇気も、今の仕事で実践して短い時間で全身出来るように組み立てて行きたいと思います。