4月7日、過去最多となる878人の感染が確認された大阪府は医療が逼迫(ひっぱく)している状況を受け、「医療非常事態宣言」を出しました。 東京都内では3月2回目の緊急事態宣言が解除されて以降では最も多い555人の感染が確認されました。500人を超えるのは2か月前の2月6日以来です・・・・これが現在のコロナに関するニュースです。変異種の加速度的な感染スピードは気になりますね。改めて振り返ってみれば、20年以上前に整体院を開業して3か月で毎日200名以上の方々が来てくださる状況と現在とでは別世界です。何が変わったかのと具体的に挙げてみると・・・・
20年前
- 元気な声と笑顔の出迎え、見送り
- 肩など「大丈夫!!ですよ!!!」などとボディタッチをしながらのカウンセリング
- 改善した方との握手
- 喜びを分かち合うハイタッチ
現在、COVID-19がやってきてからの変化は・・・
- 静かに距離をとって出迎え、見送り 無駄な話は極力せず
- ボディタッチなどもってのほか
- お互いマスクで見えない口元、そして見えない笑顔
- まずありえない握手
- 大きく全身での表現が伝わりやすく、ハイタッチなどは過去の産物
「メラビアンの法則」というものがあります。
「好印象を与える極意」として、
「3Vの法則」または「7-38-55ルール」と呼ばれる心理学の法則のことです。
人間は人と話をするとき、単純に言葉だけでやりとりをしているわけではなく、
情報を得るところ 情報が与える影響%
言語情報(Verbal) 7%
聴覚情報(Vocal) 38%
視覚情報(Visual) 55%
表情やジェスチャーである視覚情報が与える影響は最多の55%。笑顔で話すのと無表情で話すのとでは、印象がまるで違い、話の内容、言葉の意味を指す言語情報が与える影響は最小で7%。
最後に話すスピードや声のトーンなどを指す聴覚情報が与える影響は38%。穏やかに話すか、怒鳴りながら話すか、 話し方の違いで同じ内容でも相手への伝わり方は変わるのです。
COVID-19はこの「メラビアンの法則」に長壁を打ち立てました。
見えない表情による視覚情報の半断絶、マスクで聞き取れにくい聴覚情報と言語情報。しかし、この状態を受け入れて我々対面ビジネスにおいては受け入れざるを得ず、これひとつのきっかけとして感性を鋭敏にして痛みと癒しに関わっていかなければなりませんね。伝えたいことを短く短縮して丁寧にゆっくりとお伝えする・・・という意識だけで変化します。
まさに技術力とテレパシック感性力の時代へ突入です。
ぜひそこを意識して更に手技力を向上させて状況を受け入れて、テレパシックに関わってみてください。
脳内が COVID-19 仕様になれば施術やカウンセリングにもググっと変化していくはずです。
脳内シュミレーションは人と人との関係性を潤滑にして、ストレスを簡単にスルーします。