日記

スルーな日記 2021年4月29日

愛するということ

フランクフルト学派の精神分析学者、エーリッヒ・フロムの新訳が売れているようです。
初版発行が1956年。自分が出会ったのが1987年くらい。

若き日の自分は愛に葛藤していました・・苦笑・・・しかし、読んでからは「愛するということ」に関しての考え方が柔軟になり、愛に恐れというものは必要無く、ただ愛するということ、愛を与えるということ、それでいいんだと自分自身に落とし込めたことを思い出します。
とてもエゴイスティックな自分にとってはただ利己的な“与えてもらいたい”という感情が強かったのですが、それがゆっくりと沈静化していくのがわかりました。

そして、もっと大きく“愛”というものを考えるきっかけになった本です。
ただ一人への一途な純愛として、
「愛する人以外は誰のことも愛さないことが愛の強さの証拠」と考える人が多いし、自分もそうでした。

しかし、この本では「ひとりの人をほんとうに愛するとは、すべての人を愛することであり、世界を愛し、生命を愛する」ことと訴えかけてきます。
 では、どうすれば愛せるのか。それは「自分で経験する以外にそれを経験する方法はない」「規律、集中、忍耐の習練を積まなければならない」愛は技術だというのです。

『愛は技術』!!!

ほとんどの人が、「どうすれば愛されるか、どうすれば愛される人間になれるか」を考えています。自分も、、、そうでした。今は違うのかって言われれば今ももしかしたら変わってないかもしれません。しかし、この愛するという感情を昇華させ、もっと俯瞰しよう、もっと生命を意識しよう、とはすこしだけ?考えられるようになったと勝手に思っています。

そして、「愛」は「信念」を伴います。人を愛するということは、なんの保証もないのに行動を起こすことであり、こちらが愛せばきっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に全身を委ねること。。ですね。
人を信じる。「信じる」という行為に、身投げする。
愛の技術の修練には、「信じる」ことの修練が必要であること。他人を信じ、自分を信じることが、僕にはできているだろうか、と考える契機になった一冊。

もう30年以上も前ですが、もう一度、新訳が出たタイミングなので、30年前の自分とどれだけ違っているのかという確認の意味でもう一度読み返してみようっか!!!と思っています。


孤独への耐久こそ愛の技術は高まる。
愛は性欲とも結びつかなければ、激情とも結びつかない。それは言わば一つの大きな決断なのであり、精神の一体化を図る究極的な行為である。この愛に必要なものは、生産的な段階に達している性格である。

大きな・・・愛・・・ アイビック。

僕が独立してすぐに法人化した、一番最初の会社の名称です笑

ABOUT ME
ヴィッシュ吉田
JPMA日本理学手技療法協会 代表理事 フィットバランス療術学院 東京校学院長 株式会社ヴィッシュブレイン 代表取締役

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