今回は少しぶっ飛んだ内容です。
都市伝説界隈で有名な、インゴ・スワンという人物をご存じでしょうか?
インゴ・スワン(Ingo Swann、1933年9月14日~2013年1月31日)は、アメリカ合衆国出身の芸術家、作家、そして超能力者として世界的に知られた人物です。
現在著書はありますが、1995年に出版された「ノストラダムス・ファクタ-未来予知能力を目覚めさせる」インゴ スワン著 秋山眞人監訳のみで、もちろん高額古書で39.840円します。
20年以上前に入手したのですが、引越しの時に売ってしまい手元に無いのが残念です。
特に、彼の遠隔透視(リモート・ビューイング)能力は、科学的実験や軍事プロジェクトにおいて注目を集め、超心理学の分野で革命的な影響を与えました。
ということは、軍も科学者も遠隔透視を認めている、ということです。これ自体がすごいことなのですが、一般人はケムに巻かれています。
インゴ スワンこそ「リモート・ビューイング」という言葉の名付け親であり、その発展と普及に大きく貢献したことから「リモート・ビューイングの父」とも称されてます。
今回は、インゴ・スワンの生涯、彼の超能力に関する業績、そして彼が残した遺産について深掘りしてみます。
まず、わかりやすくまとめてある動画をご紹介します。
じゅじゅさんという方のYouTubeです。
「リモートビューイングの父と呼ばれた男。彼が明かす月の真実とは?」
驚愕する内容ですね。
幼少期と超能力への目覚め
インゴ・スワンは、コロラド州テルライドという小さな町で生まれました。
彼の人生は、早くから超常的な体験に彩られていました。3歳のとき、扁桃腺摘出手術の際に麻酔を受けた際、初めて「体外離脱」を経験したとされています。
このとき、彼は自分の意識が肉体を離れ、周囲を異なる視点から見るという不思議な感覚を覚えました。この体験は、彼の人生における超能力への関心の第一歩となりました。
幼少期からスワンは、物体や人の周囲に「オーラ」と呼べる光や色彩を見る能力を持っていたと主張しています。このような体験は、子ども時代を通じて断続的に続き、彼の好奇心を刺激しました。
幼少期からスワンは、物体や人の周囲に「オーラ」と呼べる光や色彩を見る能力を持っていたと主張しています。このような体験は、子ども時代を通じて断続的に続き、彼の好奇心を刺激しました。
スワンは、このような能力が自分だけに備わったものなのか、それとも訓練によって誰でも発揮できるものなのかを模索し始めます。この探究心が、後に彼を超心理学の研究へと導くことになります。
学歴と多才なキャリア
スワンはユタ州のウェストミンスター大学で生物学と芸術学の学位を取得しました。学業を通じて、彼は科学的な思考と芸術的な感性をバランスよく育んだのです。
大学卒業後はアメリカ陸軍に入隊し、韓国で3年間勤務。その後、国連事務局で働きながら、アーティストとしても活動を続けました。スワンの絵画は、独特の色彩感覚と抽象的な表現で知られ、彼の超感覚的な世界観を反映していると評されることもあります。
この時期、スワンは自身の超能力を公にすることはありませんでしたが、プライベートでは体外離脱や透視の体験を記録し、自己探求を深めていました。
この時期、スワンは自身の超能力を公にすることはありませんでしたが、プライベートでは体外離脱や透視の体験を記録し、自己探求を深めていました。
彼の多才なバックグラウンドは、後に超心理学の実験に参加する際、科学者や研究者との対話において重要な役割を果たします。スワンは、芸術家としての直感と科学的な分析力を併せ持つ稀有な人物だったのです。
超心理学への参入とリモート・ビューイングの誕生
1960年代後半、スワンは超心理学の研究に本格的に取り組み始めます。1962年、彼はアメリカ超能力研究所(American Society for Psychical Research)に自ら接触し、体外離脱や透視の実験に協力することを申し出ました。
このときの実験では、目の届かない場所にある物体をスケッチするという課題が与えられ、スワンは驚くべき精度で対象物を描写しました。これにより、彼の能力は研究者の注目を集めることになります。
1971年、スワンはスタンフォード研究所の研究者ハロルド・パトフとラッセル・ターグに出会い、彼らとともに遠隔透視の実験を開始します。この実験の中で、スワンは「リモート・ビューイング」という言葉を初めて提案しました。
リモート・ビューイングとは、物理的な視覚に頼らず、遠く離れた場所や物体を意識を通じて「見る」能力を指します。スワンの提案により、この分野は新たな学術的枠組みを得て、超心理学の研究に革命をもたらしたのです。
CIAとスターゲイト・プロジェクト
スワンの能力は、単なる学術研究の枠を超えて、国家安全保障の分野にも影響を与えます。1970年代、冷戦下のアメリカでは、ソビエト連邦に対抗するため、超能力を諜報活動に活用する研究が秘密裏に進められていました。
免疫の無い方にはウソのような都市伝説に聞こえますよね。
しかも、スワンは、中央情報局(CIA)が主導する「スターゲイト・プロジェクト」に参加し、リモート・ビューイングを軍事目的に応用するトレーニングを行ったのです。
スターゲイト・プロジェクトでは、スワンを含む複数の超能力者が、遠隔地の軍事施設や機密情報を透視する任務に挑戦しました。すでに1970年代にここまで目に見えない力に着目していたのは驚愕です。
スワンは特に、緯度と経度のみを与えられた場所の地形や建物を詳細にスケッチする能力で知られ、その成功率の高さが評価されたといいます。
たとえば、彼は木星や水星といった惑星の遠隔透視を行い、後にNASAの探査機が確認した特徴と一致する記述を残したとされています。この成果は、超能力の可能性を科学的に検証する上で重要な議論を巻き起こしました。
月面透視と異星人に関する主張
今回お伝えしたい肝の部分はココです。スワンの最も議論を呼んだエピソードの一つは、1973年に政府関係者から依頼された月面の遠隔透視任務です。
この任務で、彼は月面裏側の指定された座標を透視し、驚くべき光景を報告しました。スワンは、月面に人工的な構造物やチューブ状の物体、そして緑色の光に照らされた作業中の「人間のような存在」を見たと主張したのです。
これらの存在が地球人か異星人かは不明だったものの、彼らがテレパシーでスワンの「視線」に気づいた瞬間、透視が中断されたとされています。ぜひリンクで貼ってあるYouTubeを観てみてください。
この体験は、スワン自身に大きな衝撃を与え、彼は後に「NASAは異星人の活動を知っている」と公言しました。彼がスケッチした光景は、アポロ計画の写真と一致する部分があったとされ、陰謀論やUFO研究者の間で大きな話題となりました。
この体験は、スワン自身に大きな衝撃を与え、彼は後に「NASAは異星人の活動を知っている」と公言しました。彼がスケッチした光景は、アポロ計画の写真と一致する部分があったとされ、陰謀論やUFO研究者の間で大きな話題となりました。
しかし、科学界ではこの主張に対する懐疑的な見方が強く、検証の難しさから決定的な結論は出ていません。というより公にして認めたくない勢力でしょう。それでも、スワンの月面透視は、彼の能力の限界と可能性を示す象徴的な出来事として語り継がれているのです。
スワンの遺産と影響力
このようにインゴ・スワンは、超心理学とリモート・ビューイングの発展に計り知れない貢献をした人物です。
スワンの死後も、彼の業績は超心理学やスピリチュアルなコミュニティで高く評価されています。
一方で、科学界ではリモート・ビューイングの有効性について議論が続いており、超能力を疑似科学とみなす声も根強いです。それでも、スワンの実験データや報告は、意識の未知の領域を探る上で貴重な資料として残されているのです。
貴方は信じられますか?
結論として、インゴ・スワンの意義とは?
インゴ・スワンは、超能力という未知の領域に果敢に挑んだ先駆者でした。彼の人生は、科学と神秘の交差点で繰り広げられた探求の物語であり、現代の私たちに意識の可能性について考える機会を与えてくれますね。
スワンのリモート・ビューイングは、単なる超常現象にとどまらず、人間の潜在能力や宇宙とのつながりを探るための鍵となるかもしれません。彼の遺した問いかけは、今後も多くの人々を魅了し、議論を呼び続けるでしょう。
今回は行き過ぎた「テレパシック感性」に関して書いてみました。
貴方はどう思い、何を感じましたか?