ブログをリニューアルしてみました。
「テレパシック感性」・・・少し怪しい響きがありますね?笑
「テレパシー」という言葉は、まだ多くの人にとっては「超能力」や「オカルト」のイメージが強いです。
科学的に証明されていない、もしくは信じる人と信じないひとに分かれるテーマでもあります。
ただ、少し表現を変えてみるとどうでしょう?
「非言語コミュニケーション」(表情・雰囲気・エネルギーを読む)や「直感的理解」に関しては、ビジネス界、心理学界、教育界でも重要視され始めています。
たとえば、トップ営業マン、優れたカウンセラー、指導者は「相手の無意識を読む力」に長けているからです。
「以心伝心」という言葉もそうです。
「以心伝心」とは、言葉や文字を使わずに、心と心で直接通じ合い、互いの気持ちや考えを理解し合うことを指します。
たとえば、親しい友人や家族の間で、目配せや表情だけで意図を伝え合うような場面を想像してください。
日本人は特にこの「以心伝心」が心のベースになっていると感じるのは私だけでしょうか?
「以心伝心」・・この言葉は中国の禅宗に由来するそうです。
禅の教えでは、悟りや真理は言葉を超えたもので、心から心へ直接伝わるという思想があります。
「以」は「~によって」、「心」は「心・気持ち」、「伝」は「伝える」、「心」は再び「心」を指し、「心をもって心に伝える」というニュアンスですね。まさにこれがテレパシーです。
日本の文化や美意識(例えば、わびさびや侘び寂び)にも影響を与え、言葉を尽くさずとも通じ合う精神性が昔から重視されてきました。

「テレパシー」と「以心伝心」表現は違いますが、同じもの。
夫婦や親子が、言葉を交わさずとも相手の気持ちを察することってありませんか?
私は妻のちょっとした声のトーン、表情の変化で気分が分かってしまいます。これもテレパシー笑
親しい友人が、目を見ただけで「何かあった?」と気づいたりされた経験はありませんか?
日本では「阿吽(あうん)の呼吸」と似たニュアンスで使われることもあり、深い信頼関係や無言のコミュニケーションを象徴します。
現代でも、ビジネスや人間関係で「以心伝心」を大切にする場面は多いですが、もちろん誤解を避けるためには言葉での確認も重要です。
「テレパシー」という単語を多視座的に変換してみましょう。
「感性を研ぎ澄ます」
「直感力を高める」
「非言語領域で相手と繋がる」
といった表現で包み込むと、より受け入れやすく感じると思います。
「テレパシック感性」は僕が勝手に造った言葉ですが、今後は今までの人生経験を通して、この「テレパシック感性」による、人と人、自然と人などの本質的な部分を書いていこうと思っていますので、どうぞお付き合いください。
「テレパシック感性」とは、言葉を超えて相手の本質を感じ取る力。
これは誰もが持っているけれど、意識的に育むことで日常の幸福度、仕事の成果、人間関係すべてに大きな恩恵を必ずもたらします。
私がなぜこの「テレパシック感性」に至ったのか、そして、これからあなたに何を伝えていきたいのか、ゆっくりお話しさせてください。
これからこの場所で、
共に感性を育て、響き合う旅に出られたら、
私は心から嬉しく思います。