テレパシック感性〜生きる世界を変える〜

情報の海で溺れて心を見失わないための力

忙しい毎日の中で、波乗りのようにゆったりと生きる具体的な方法

波乗りは物理的なだけではない

現代社会は、まるで高速で流れる川のようです。


仕事、SNS、予定が次々と押し寄せ、気づけば心が波に飲まれそうになることはありませんか?そんな日々の中で、サーファーが波に乗るように、ゆったりと自分らしく生きるにはどうすればいいのでしょうか。

ポイントは、時間と心の「流れ」を整え、瞬間を味わうことです。

思い付きで五つ上げてみます。

1. 朝の「ひと波」を大切にする 

サーファーは日の出とともに海へ向かいます。忙しい毎日でも、朝の10分を自分のために確保すること。例えば、コーヒーを淹れながら深呼吸する、軽いストレッチをする、ノートに思いついたことを書く。スマホを手に取る前に、心の準備を整えることで、一日のリズムが驚くほど穏やかになりますよ。あるデータによると、朝のルーティンを持つ人はストレスが約20%軽減されると言われていますし。この小さな習慣が、波に乗る第一歩だと感じます。

2. 優先順位を「波のサイズ」で決める

すべてのタスクが同じ大きさの波ではありません。サーファーは大きな波を選んで乗るように、今日やるべきことを3つだけ選び、集中します。「緊急でないけど重要なこと」を優先すると、達成感が生まれ、心に余裕ができます。ToDoリストは、前日の夜に翌日の予定を5分で整理することです。雑多な波に振り回されず、重要な波に乗る習慣が大事ですね。

3. デジタルから離れ、「オフショア」の時間を作る

海には風が静まる瞬間があります。忙しい日々でも、スマホやPCから離れる時間を意識的に持つというオフショアタイムをつくること。たとえば、昼休みに5分間外を歩く、夜は21時以降スクリーンを見ないルールを設ける、とか。デジタルデトックスを1日1時間行うだけで、睡眠の質が向上し、集中力も高まると報告されています。通知の波に飲まれないよう、心の静寂を取り戻しましょう笑

4. 「今この瞬間」に乗る練習

サーファーの極意は、波の動きに身を委ねることです。マインドフルネスは、それを日常で実践する最適な方法だと感じています。食事の味をじっくり味わう、歩くときに地面の感触を感じる、誰かと話すときは目を見て聴く・・。こんな小さな「今」を積み重ねると、心がざわつく頻度が減ります。試しに、1日1回、1分間だけ目を閉じて呼吸に意識を向けてみてください。シンプルですが、波の上でバランスを取るような安心感が得られますよ。

5. 小さな「チューブライディング」を楽しむ  

サーフィンの醍醐味は、波のトンネルを抜ける瞬間。日常でも、自分を喜ばせる小さな冒険を入れてみることは面白いですね。週末に新しいカフェを訪れる、まったく興味の無い本を読み始める、友達とまったく別次元の話題で笑い合う。この時間は、心のエネルギーをチャージし、忙しさの中でも「生きてる!」と感じる瞬間になりまする。幸福感は、大きな成功より、日常の小さな喜びの積み重ねで増えると心理学でも証明されていますしね。

当整体スクールの卒業生で大企業のサラリーマンから整体師として独立した男性がいます。

彼はサーファーで三度の飯より、「波乗り」が大好きでした。湘南で整体院を開業してからは、早朝、昼休み、そして夏場は夜も波乗りしています。いつも憎らしいほど元気です笑

忙しい毎日でも、波乗りのように生きるのは難しいことではありません。

朝の静けさ、優先順位の整理、デジタルからの解放、瞬間の味わい、小さな喜び。これらは、特別な道具も時間も必要としません。

サーファーが海と向き合うように、自分と向き合う時間を少しずつ増やしてみてほしいと思います。

なぜかと言えば、先ほどの卒業生はサラリーマン当時はまさに多忙地獄だったそうです。それが自分のペースでまるで波乗りの様に仕事をするようになってから、ガラリと変化しました。

自分と向き合う時間が無くなるとカラダもココロも緊張状態が続きっぱなしになり、やがて痛みや不調という芽が生えてきます。

ですから、どんなに慌ただしい日でも、心は波の上で軽やかに滑るイメージが大事。ゆったり生きるコツは、大きな変化ではなく、小さな「乗ってみる」という意識的な勇気にあるのかもしれません。

それでは、本日も施術に精進します。