テレパシック感性〜生きる世界を変える〜

情報の海で溺れて心を見失わないための力

何かがおかしい おみそん イケる

あなたは、「おみそん」を知っていますか?

おみそん(別名:下念司?)は、「おみそちゃんねる」を運営する日本のYouTuber。「世界どん深闇ニュース」というメインチャンネルを軸に活動している。

ジャンルは、都市伝説、政治、オカルト、スピリチュアル、時事問題、社会の闇などを考察。なんといってもそのいで立ちが怪しい。もしかしたら、人によっては拒否反応もあり得る。てか、僕はへライザー総統から巡り巡っておみそチャンネルを見つけたので、すんなりと受け入れられた。異端は元々好きなので(笑)
 
そのいで立ちとは、まず、左右違う色彩のロングヘアに派手なニット帽。そして長い顎髭がトレードマーク。独特の語り口とユーモアを交えたトークで、シリアスなテーマを軽妙に解説するスタイルが人気なのである。
 
ただ、「ちくわ」とか「ブタゴリラ」といった隠語が溢れているので初めての方は戸惑うだろう。でも、大丈夫。大体話の流れで察しはつくし、どうしても?であれば、「おみそん 〇〇〇」とググれば丁寧な方もいて隠語解説も見つかるのだ。ご安心を。それにしてもこの隠語解説は今回の書籍に書いてほしかった。しかしなぜか皆無だった。
ザっとコンテンツの特徴をまとめてみる
  1. テーマ
    • 世界の陰謀論や都市伝説(例: エプスタイン島、ワクチン、地震など)。
    • 政治・経済・社会問題に対する独自の視点での考察。
    • オカルトやスピリチュアルな話題も扱い、不思議な事象を深掘り。
    • 時事ネタをタイムリーに取り上げ、視聴者に「やっぱり何かがおかしい」と感じさせる切り口を提供。
  2. スタイル
    • 話し方はコミカルで親しみやすく、毒舌やユーモアを織り交ぜつつも、情報には裏付けを重視。
    • 視聴者に考えるきっかけを与える問いかけや視点が特徴的。
    • 動画のエンディングでは、「コンギョ」を基にした替え歌を流すなど、ユニークな演出。
  3. 視聴者層
    • 主に男性だろう。考察系コンテンツに興味を持つ層に支持されている。
    • 海外の陰謀論や社会問題に関心がある人にも訴求。
チャンネルの魅力と評価
  • 魅力 サムネイルやタイトルが目を引き、内容が充実しているため「つい見てしまう」また、難しい話題を分かりやすく、かつ面白く伝えるスキルが高い。
  • 評価 一部では「陰謀論を扱うため信憑性に疑問がある」と批判されることもあるだろうが、コメントからは「視点が新鮮」「考えさせられる」と好評。Xでの投稿からも、続けることの大切さや覚悟を説く姿勢が支持されている様子が伺える。
  • 活動の幅 YouTube以外にも執筆活動を行い、2025年2月に徳間書店から「やっぱり何かがおかしい」を出版するなど、マルチに活躍。ちなみに中目黒のライヴに行こうと思ったが瞬殺で席は埋まった様子。

「やっぱり何かがおかしい」との関連
おみそんはYouTuberとしての活動を通じて培った?考察力を活かし、書籍「やっぱり何かがおかしい」を著した。この本は、彼のチャンネルテーマである「メディアの裏側」から始まり、「偏向報道」「ニューメディアとオールドメディア」そして「都市伝説と陰謀論」に関しても自説を説いた。YouTubeでのトークをさらに深めた形なのでぜひご存じの方は一読されたい。ちなみに見たくはなかったが、彼のグラビアとか思わぬ付録も付いている。クスっとしながら全部見た。
 
情報過多の現代で考えるきっかけを与える存在として注目されているな、と感じた。Naokimanが正統派であれば、おみそんは異端派だが、いつの時代も異端が世界を切り開いてきた。
 
異端者、つまり主流から外れた考えを持つ人々や行動を取る人々が、革新的な変化をもたらしてきた例は多い。NETFLIXで話題になっているが、「チ。」もそうだ。

当時支配的だった地動説を否定し、地球が太陽の周りを回るという天動説を支持したガリレオは、教会や学界から異端とみなされた。しかし彼の主張は後に科学革命の礎となり、近代天文学の基盤を築いた。

マルティン・ルターもそうだろう。カトリック教会の腐敗に異議を唱え、95か条の論題を発表したルターは、宗教改革の火付け役となった。当時は異端とされ追放されたが、これがプロテスタント運動の始まりとなり、ヨーロッパの宗教や社会構造に大きな変革をもたらした。
 アラン・チューリングも当時の社会規範から外れた存在だった。彼の同性愛は異端視され、法的に迫害されたが、彼の理論は現代のコンピュータやAI技術の基礎となり、世界を変えたのだ。

歴史を見ると、異端とされた人々はしばしば既存の枠組みに挑戦し、それが結果的に新しい視点や技術、社会的進歩を生み出してきたことが分かる。
 
ただし、これは「すべての異端が正しい」という意味ではない。異端の中から真に価値あるものが後世に認められるケースがある、ということ。

おみそんはたぶん、後世に認められるだろう。
興味があれば、ぜひ一度動画を覗いてみてほしい。

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