息抜きブログシリーズとします(*'▽')
漫画「嗚呼!花の応援団」のちょっと大きめの分厚いコミックと出会ったのは、たしか小学四年生の頃だったと思う。
友人の家に遊びに行ったときに表紙を見て、「なんなの?この漫画」と言ったら手渡してくれた。それがはじまりだ。
ひざ下まである長ラン。ボサボサ頭にモミアゲと顔の傷。ティラノサウルスのような歯の並ぶデッカイ口からはへびのような舌が長く伸びている。それが「青田赤道」との出会いだった。〝クエッ、クエぇ~〟のポーズ。
兄貴が読んでいて、面白いよ、と言われて友人から手渡されたそのなんだかヘンな漫画に無性に興味が出た。
ちょうどそのころは表向きには巨人の星とか、ど根性ガエルを読み、裏ではトイレット博士とか、がきデカを読んでいたので、多少は異次元チックな漫画に免疫はあった。
しかし、それ以上に「嗚呼!花の応援団」は強烈だった。今でも鮮明に記憶に残ってしまっているのだから、並の漫画ではない。
「ヤバい漫画を読んでしまった!?」というのが第一声だった。
暴力とエロが笑いとなり入り交じる。衝撃を受けた。
これは親には見せられない。テレビで言えば、放送禁止用語の連発だったのだから。それが今から49年前のことだ。「青田赤道」という主人公の名前、「どおくまん」という人なのか何なのかよくわからない漫画家。あまりにも小学四年生の僕らには刺激が強すぎた。
そもそも、なんで49年も経過して「嗚呼!花の応援団」を観たのか?
つづく