活動記録

施術家 吉田正幸のブログ

「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」をすすめている

「どんな人でも、何歳からでも、
 創造的に生きられる。」

これは、著者であるジュリア・キャメロンの本の袖に書かれている言葉

なんだかこのフレーズがとても気に入っている。創造性を発揮するのに年齢なんて関係ないというのは心強い。時間と共に劣化する肉体とはまるで反比例するかのように伸びしろがありそうだ。

仕事場である施術所でも、人生後半の方でパワフルな方には、〝この本だ!〟という直感がくるので必ず薦めてしまっている書籍がコレ。
本のタイトルは、「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」

創造性を引き出し、個々の内なるアーティストを解放することを目指しているというフレコミの良書だ。創造することをやめてしまうとモチベも下がるしね。

戦争や暴力は破壊だ。そして、創造と破壊は反対語なので対比されるが、破壊を削除して創造と創造でイッテしまえ、と言いたくなる。どうせ自然の摂理で朽ちていくものは朽ちる。止められないからね。

「あなたにもチェルシーあげたい」という名言キャッチがあるが、取り急ぎ、「あなたにも、読んでもらいたい」

まずは要約だよ。

はじめに
キャメロンは、誰もが芸術家としての可能性を持っていると主張している。しかし、多くの人々が自己表現や創造性を抑制する社会的な圧力や自己否定感に直面している。この本は、それらの障壁を取り除き、個々の創造力を解放するための具体的な方法を提供している

基本的なツール
キャメロンは、二つの主要なツールを紹介している。

モーニングページ(Morning Pages)

毎朝起きたら、3ページ分のフリーライティングを行うことを提唱している。これは心を浄化し、内なる声に耳を傾けるためのもの。書く内容は何でもよく、重要なのは頭から出てくることをただ書き出すだけ。書くことがなにいのなら、「書くことがない」と繰り返し書いてよし!乱筆OK。

アーティスト・デート(Artist's Date)

週に一度、一人で過ごす時間を設けて、創造性を刺激する活動を行うこと。これは新しいアイデアを得るためのもので、美術館や公園への訪問、または単に散歩など、何でも構わない。なぜかホッとしたり、昔から縁を感じる場所など。直感で。

創造性のブロック

創造性のブロックについて詳細に説明し、それを解消するための方法を教えている。例えば、完璧主義、恐れ、批判、自己否定が創造性を阻む要因として挙げられていて、キャメロンはこれらを乗り越えるために、自分自身に対する許しや、失敗から学ぶことの重要性を強調している。一種のマインド・ウォッチ(想念観察)

具体的なエクササイズ

各章には、読者が自分自身の創造性を探索するためのエクササイズが含まれている。これらは、自分自身の信念や過去の経験を再評価し、新しい視点を持つことにつながる。例えば、「物事のリスト」を作ることで、自分の興味や好きなものを再発見するエクササイズがある。

精神性と創造性

キャメロンは、創造性と精神性の関係にも触れています。彼女は、創造的な活動が一種の瞑想や祈りに似ており、深い自己理解や宇宙とのつながりを提供するものだと考えています。これにより、創造性は単なる芸術制作だけでなく、生き方そのものにも影響を与えると主張します。

自己発見の旅

自分の「内なるアーティスト」と対話し、それがどのような形であれ、自分の夢や目標を追求する勇気を得ることができる。キャメロンは、創造性は本質的に自己表現であり、自分自身を知り、表現することで成長し、充実した人生を送るための手段であると説いている。すべての仕事も人間関係も〝創造性〟を意識すると気づきが多く進化する。

結 論

「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」は、誰もが創造的な可能性を持っていることを再確認させ、日常生活の中でそれを実践する道具を提供してくれる。

キャメロンの方法論は、心の深部から湧き出るアイデアや感情を解放し、それを芸術的な(またはその他の形での)表現につなげるための道筋を示してくれた。

この本は、創造性を解放し、夢を追いかける勇気を与えるためのガイドであり、読者に自分の本当の声に耳を傾けることの重要性を気づかせてくれると思う。

仕事は完全に個的な創造性を特別の場合を抜かしては、中々求めてはくれない。だからこそ、若くても、人生の後半でも時間に余裕ができたら<個>へ向かっていく事が生命の在り方を教えてくれるのではないかなぁ。

クライアントにすすめていても、モーニング・ページはかなりの高評価です。カラダとココロは繋がっていることを痛感している。