タイトルって大事だ。
一発で読むかどうかを決めてしまう力を持っている。
「ゆっくり大きな声で話す」が今や"時代遅れ"の訳
人気のYouTuberに共通する「話し方の特徴」は?東洋経済オンライン
というニュースのタイトル記事が目に入った。
「ゆっくり大きな声で話す」が今や"時代遅れ"の訳・・・そんなの誰が決めたの?と思いつつ、それでは、「早口で小さな声」が時代に見合った話し方だとでも言うのだろうか?
以下、記事をまとめてみた。
なぜ話し方が重要なのか?
私たちが日々行うコミュニケーションは、単なる「才能」や「自己流」の積み重ねではなく、実は科学的な裏付けがある。脳科学、心理学、人類学、行動経済学などの研究から、話し方の「絶対正解」が見えてくる。
誤解と古い常識
日本では、話し方やプレゼンテーションの技術が「生まれつきの才能」と考えられがちで、多くの人々がこれをあきらめたり、「自己流」で乗り切ろうとする。しかし、このアプローチはグローバルなコミュニケーションの科学から大きく乖離している。
話し方のポイントはメリハリとスピード
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メリハリ:ずっと同じ速度やトーンで話すことは、相手を飽きさせてしまう。音量やスピードを変え、間を入れることで、話に緩急をつけることが重要。
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スピード:最近の研究では、「速く話す」ほうが知性や説得力があるとされる。1976年の研究では、速さが自信や客観性を示すと結論付けられた。また、カナダの最新の研究では、「ゆっくり話す」ことが認知機能の衰えを示す可能性が指摘されている。
現代のスピード感
今はYouTubeやNetflixを倍速で見る時代。「タイパ志向」の人々が増え、情報消費の速度が上がっている。NHKのアナウンサーでも1分間に300~350文字の速度だが、人はもっと速い話も理解可能だという。
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具体例:マーク・ザッカーバーグやサム・アルトマンなど、アメリカの著名な起業家、日本でもひろゆきやホリエモンなど、多くのインフルエンサーが早口。特に、YouTuberの平均話す速度は1分間410文字とされている。ちなみにひろゆきは409文字、ホリエモンは375文字、メンタリストのDaiGoに至っては462文字!
印象を変えるスピード
話すスピードは、相手に与える印象を大きく左右する。レイ・ダリオの言葉を借りれば、「早口は、バカに思われることを心配する人に対して使うと、とくに効果的」。一方で、速すぎて聞き取りにくくなるのは逆効果だという。
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最適なアプローチ:全体を通して明快かつスピーディーに話し、重要な言葉は、はっきりとゆっくり。これが現代の「話し方」の大正解だとのことだ。
コミュニケーションの更新
コミュニケーションの「昨日の正解・日本の正解」は、今日の世界では通用しないかもしれない。常識をアップデートし、科学に基づいた新しい話し方を身につけましょう・・・ということ。
さてさて。「更新」や「アップデート」という言葉が日常生活にも定着してきた。
話し方次第で、いかに科学的で効果的なコミュニケーションを生むかは理解できたつもり。しかし、自分自身のコミュニケーションスタイルを見直すきっかけにはならないな。
さてさて。「更新」や「アップデート」という言葉が日常生活にも定着してきた。
話し方次第で、いかに科学的で効果的なコミュニケーションを生むかは理解できたつもり。しかし、自分自身のコミュニケーションスタイルを見直すきっかけにはならないな。
仕事上、やはり早口は必要ないからね。
⭕️コレ↓オススメでございます