活動記録

施術家 吉田正幸のブログ

精神感応力は現在、急速に高まってきているように感じる

整体・・・というのはとてもシンプルで地味な仕事です。

よくいえば、「手技一本で人の役に立てる」という仕事でもあります。
 
今日は7年ぶりに来てくれた方がいて、とても懐かしかった。人に会わなければできない仕事なので、「会う」という前提の仕事。あたりまえだけど。
 
しかし、長年この仕事をしているのだけれど、よくよく考えてみれば、基本なんて最初だけで、ほとんど完全に個性的な≪感覚≫の仕事でもあって、触覚を使う仕事でもある。なぜならば、指紋と一緒でカラダの詳細も一人一人まったく違うのだから。

触覚を通して対話も生まれ、そこからコミュニケーションも円滑になる。触れてしばらく経過すればその人の気質や普段の生活の中での緊張度合いなどもなんとなくわかってしまう。

カラダもココロも「不調を取り去る」ということがお互いのゴールであって、ゴールが達成されればあとは予防ということになり、ケアしにきてもらうことになる。同時に精神的に癒されでもすれば、とても感謝される素晴らしい仕事だと思う。

施術ベッドにうつ伏せになって、触診から筋膜や関節にアプローチしていくのが一定の流れだが、いつも思うことは「人に触れる」ということは、予想以上に信頼関係が築けるものなんです。

副交感神経が優位になれば、心身ともにリラックスして、素直になんでも話したくなるのではないかと思う。実際に逆の立場ならそうだな。自分は行かないけど(笑)
 
7年ぶりに来てくださった方の施術の後にふと、“この仕事で高めることができる能力って手技以外になんだろう?”とよぎった。
 
あーでもない、こーでもないと、考えて、結局行きついた答えはまた元に戻って「テレパシック感性」だ、と思った。今の時代には「テレパシー」と言葉に出してもそんなに違和感もないのかもしれないが、20年前はまだまだ怪しい、とかそんなもん無いでしょ、みたいに受け取られることが多かった。
 
しかし、改めて考えてみれば、このテレパシックな感性は施術家だけに必要なわけでもない。例えば、お花やさんだって来店したお客様を見て、あ、このお花が似合うな、この方には。などということだってあるだろうし、介護の仕事をしていれば、今、介護されている方が何を求めているのかという推測は安易につくだろう。
 
ましてや、ネットマーケティングであれば、ホームページに訪問したお客様になり切って、心理を読んで、行動させていくわけだから、テレパシック能力こそ必要なのかもしれない。
 
気が利くね、とか、ホスピタリティ、とか、全部、相手の気持ちを察して、どんな言葉を投げかけて、どんな行動をとれば喜ばれるかを察して表現することがテレパシック感性。
 
ということは、「テレパシック感性」こそ、一番必要な能力なのではないか、と思う。案外、コレは凄い能力なんだな。
 
調べてみても、普通に回答が得られる。
「テレパシー能力とは、言葉やジェスチャーを通さずに、他人の心の内容を直接伝達する超能力の一種です。」
 
しかし、いまだ「超能力の一種」(笑)といわれているんだね。

テレパシーというものは、言語・表情・身振りなどによらずに、ある人の心の内容が直接他の人に伝わる能力で、超感覚的知覚(ESP)の一種だと定義されている。漢字表記では「精神感応」とも呼ばれます。
 
そ、「精神感応」がピッタリくる!施術という仕事は精神感応力を最大限に発揮する仕事だ。(何を今更)
 
「テレパシー」という用語は1882年にケンブリッジ大学のフレデリック・ウィリアム・ヘンリー・マイヤーズ教授によって提案されたと言われている。それ以前は「思考転写(thought-transference)」と呼ばれていたらしい。
 
この精神感応力は現在、急速に全人類・・いや特に日本人が高まってきているように感じる。何でだろう。恐らく日本人には遺伝子に宇宙的に善いものと悪いものを感覚的にわかってしまうような能力が刻まれているのかもしれない。
 
あの、アメリカ大統領選、兵庫県知事選挙、財務省の闇、人身売買等、単にネットの発達だけで達成したのではなく、「これは何かあるぞ!」というテレパシックな知覚力も相まってあぶりだされて来たのではないだろうか。

一応、建て前では、科学的に証明された存在ではないと言われている。しかし多額の予算をかけて研究や実験が行われていて、特に非侵襲的な方法で脳と脳の通信を試みる実験までもが報告されているのは事実。
 
ちょっと、ぶっ飛ぶ内容だけれど、興味ある方はこの動画みてみて。
『リモートビューイングの父と呼ばれた男。彼が明かす月の真実とは?』
さてさて、漫画やアニメの世界では、しばしばテレパシックな感覚は描かれている。SFやファンタジー作品でキーとなる能力として扱われているよね。新海誠作品なども。実際の生活では、例えば「虫の知らせ」のような直感的な現象もテレパシーでしょ。
 
瞑想や意識の集中、リラックス状態を保つことなどが実際にもてはやされているのも、もしかしたら、テレパシー能力を高めるための方法として提唱されているのかもしれない。文学でも非常に興味深いテーマとして扱われているしね。

これからは、
筋肉を鍛える筋トレならぬ、精神的な感覚を鋭敏にするためのテレトレだね。