養老孟子さんの書籍?か何かで読んだ記憶があることを思い出した。
それは、肉体労働と脳労働の二つをやると良い、みたいなこと。
養老氏は昆虫採集(昆虫研究?)が趣味(仕事?)で野山に出ずっぱりのことがあるとのこと。そして、元は脳外科医で現在は作家という職業柄でデスクワークも多い。
つまり、肉体労働と脳労働の掛け合わせの人生なのだが、それが良いのだ、と自分で言っていた。やけに説得力があった。
確かに、外の野良仕事と机上のデスクワークを交互に行うことには、メリットが多い気がする。特に医学的および脳科学的見地から見れば、非常に多くの利点が存在するんじゃなかろうか。
身体的健康の向上は動くこと。
デスクワークは座りっぱなしの時間が長いため、運動不足になりがち。外での野良仕事は身体を動かすことだらけ。筋肉を使うことで心血管系の健康を改善するだろう。これにより、座り過ぎによる健康リスク(糖尿病、心臓病など)を減少させる可能性もあるな。
長時間のデスクワークは腰痛や肩こり、腱鞘炎などのリスクを高める。整体院にもこの手の方が多数来られる。あなたもブログばかり書いているとまずいですよ(笑)
野良仕事の多様な動きは、身体の異なる部分を使うため、筋肉のバランスを保ち、正しい姿勢を維持するのに役立つと思う。
更に自然環境での作業は精神的なリラクゼーションをもたらす。ストレスを軽減し、日光浴はビタミンDの生成を助け、気分だってよくなる。
そして、デスクワークと野良仕事の交互作用。
これは単調さから脱却し、脳を異なる種類のタスクに晒すことで認知機能を高めるという。新鮮な空気と自然の景色は集中力や創造性を刺激し、脳の疲れを癒す効果もあると。
異なるタイプの作業を交互に行うことで、単一の作業に集中し続けることによる疲労を防ぐ。これにより、作業の効率が向上し、ミスも減少する可能性も出てくるだろうな。
デスクワークから野外活動へ切り替えることで、視覚的な変化や身体活動が目や脳の疲れを軽減し、新たなエネルギーと集中力を得られるだろう。いいな。
つまり、ワークライフバランスが改善されながら仕事ができるということは最高だ。外での仕事は、仕事とプライベートの区別を明確にし、精神的なリフレッシュを得られ、仕事に対するモチベーションの維持や、プライベート時間の質の向上に繋がる。一石四鳥くらいはありそう。
で、なんでこんなことをふと、思い出したのだろう。
ふふん。それは今、自分がそのリズムに乗ってきているからなのである。施術は肉体労働です(笑)
そして、ササっと5分でも10分でも空き時間にセッセとこのブログを書いちゃっているので、養老孟子さんの文言が浮かんだのだ。
施術とブログはメリットだらけだ。
無理くり、
肯定的に受け取ってしまう楽観的なこの性格は自分でも結構好きなのである。