当院に来られてる方がボソリとこう言いました。
「先生、偽札って見たことありますか?」いきなりだったので、「えぇ!ないですよ」と答えたあとにすぐに聞き返しました。すると、仕事で“偽札(のような)お札を受け取ったというのです。お仕事は駅構内である商品の販売所に勤務している方。先日、身なりもキチっとしている40~50歳代の女性が1000円未満の商品を買うのに一万円札を出してきたとのことです。この一万円札をみた時に、なんかオモチャっぽいな、と一瞬感じて機械に通したら「ピーッ!!」とブザーが鳴って反応したそうです。(やっぱり!と思ったとのこと)
これは怪しいと思って
「別のお札ありませんか?」と聞いたところ、また別の一万円札を出してきたので、もう一度機械に入れてみても、また「ピーッ!」と反応したとのことでした。これはヤバい。ここで即座に「一緒に警察行きましょう!」と言って刺されでもしたら、厄介極まりない。あなたならどうしますか?
そして、次に更に言ったそうです。
「これもダメですね。また別のお札ありますか?」すると、そのお客さんは「その機械がちょっとおかしいんじゃないの?」といきなり言ったそうです。ヤバすぎます。そして、三回目りお札はハッキリと本物とわかる諭吉の顔が出てきたと感じたそう。その時にチラッと財布の中が見えて、中には一万札が束になって、ぎっしり詰められており、その横に1000円札がパラッとあり、まるで、本物と偽札を分けているかのようだったとのこと。しかも千円札があるのにわざわざ1000円未満の買い物なのに1万円札を出してくるのか。これはまさに確信犯。
こんなとき、一瞬戸惑いますよね。
彼女もどのように対応したらいいのかわからなかったそうです。おそらくそういう指導が店内でもされていなかったのでしょう。
どこか遠い世界の出来事と感じていたことがヒシヒシと日常に入り込んできています。
常にあらゆるリスクに対して事前に脳内シュミレーションが必要ですね。
ただ、思っていることは良いことも、悪いことも、そのイメージを引き寄せますので、そこも更に要注意です。
客観的な意見ですが、
怪しいお札だと感じて「ピーっ!」と機械が反応したときに、「ちょっと待っててください。駅構内の窓口に行ってそこの機械で試してきます」と言って駅構内職員にチクって対応してもらえばよかったと思います。
PS《今朝の気づき》
- 偽札は横行しているので現金商売の人は細心の注意が必要
- 偽札シュミレーションは常にしておく
- 犯罪に常に備える防御思考が大事
偽札の罪完全解説|知らずに受け取ったり使ったりしたらどうなる?
https://tinyurl.com/26fwzevo