活動記録

施術家 吉田正幸のブログ

人間は自分が信じるものに過ぎない

ニーチェの名言
「人間は自分が信じるものに過ぎない」
ニーチェの思想の核にあるというこの言葉。
 
あなたはどのように受け取りますか?
超訳ニーチェの言葉

超訳ニーチェの言葉

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ニーチェは、人間が何を信じるかが、その人間の行動や人生全体に大きな影響を与えると主張しているんですね。つまり、自分の人生の価値や目標、そして自己というものが、自分が信じる価値観や哲学によって形成されるということです。
 
まさに、今回の兵庫県知事選がそうでした。
ある若者へのインタビューで記者が「誰にどんな理由で投票したのか」という質問をしていました。
その若者は「斎藤さんに投票しました。初めはテレビを信じてひどい男だと思っていた、しかし、SNSで情報をのぞき込んだら、真実を知った」と言っていました。
 
人間は「信念」によって行動するんですね。
 
確かに、一日が始まって、朝から晩まで自分の信念によって出来上がっている世界のように思えてしまいます。無意識のうちに信念に値するかどうかのふるいにかけて判断していますよね。
 
しかし、印象操作というものは用心しなければならないとテレビ報道を見ていてつくづく感じます。

自分が何を信じるかは、他人からの影響や社会の規範ではなく、個人の責任として求められます。自分の人生は自分で創るべきであり、その創造は信念から始まるということです。

「人間は自分が信じるものに過ぎない」というニーチェの言葉は、自己啓発や哲学的な自己探求の観点から、非常に強力だと思います。それは、我々が自分の信念を積極的に選び、そしてそれに基づいて生きるべきだというメッセージでしょう。
 
特に多様化し情報過多の現代社会においては、この考えは自己実現や成長、そして人生の方向性を考える際に重要なインスピレーションを提供すると僕は断言します。
 
PS《今朝の気づき》
・人間が何を信じるかで人生全体に大きな影響を与える

・人間は「信念」によって行動する

・ただし「信念」を客観的に見直すことも重要

 

兵庫県知事選終了!体制の新陳代謝が始まります

昨日の兵庫県知事選の投開票を X エックスで見ていたら、すっかり寝不足です。
とにかく斎藤智彦さん、おめでとう!!
テレビ対ネットの戦いでした。結果はオールドメディア=テレビ=マスメディアの敗北となり、見事にネット民の勝利でしたね!!笑ってしまったのは、国民を愚弄したマスコミの姿は通夜状態だったことです。
 
驚いたのは10歳代から50歳代の投票数が多かったこと。特に20~30歳代。やはりオールドメディアはすでに信頼を無くし始めた結果でしょう。
 
アメリカ大統領選から始まった、既得権益に対する国民の声が現実を塗り変えました。今まで既得権益にしがみついた老害たちの最終章が近くなってきたのです。
 
既得権益の奴隷と化し、国民を舐めきっていたマスコミはこれからどのように責任をとっていくのか、そこも見ものです。
身体の新陳代謝が停止すれば“死”
政治体制の新陳代謝が停止すれば“麻痺”となりますね。
今まで麻痺していた状態が目覚めるとき、カラダと同じように反応も出るでしょう。
国民全体で乗り越えていく大きなターニングポイントが、今年から来年のような気がします。
 
PS《今朝の気づき》
・マスコミには警戒する姿勢が大事

・若い人の関心を3S政策(※参照)から政治へ向けさせるとものすごいパワーになるようだ。

・既得権益に関しての知識を深めていく大切さ
 
※3S政策とは?
主に日本で戦後の占領期にGHQ(連合国最高司令官総司令部)によって実施されたとされる政策。以下の3つの「S」を指す。
1.スクリーン (Screen)
映画やテレビなどのメディアを通じて人々のエンターテインメントを提供し、政治への関心をそらす。
2.スポーツ (Sport)
プロスポーツ観戦を推奨し、国民の関心を政治からスポーツへと移す。
3.セックス (Sex)
性に関する娯楽や情報によって人々の注意を引きつけ、政治から遠ざける。

この政策は、国民が政治に深く関与することを防ぎ、代わりにこれらの娯楽に集中させることで、占領政策に対する抵抗を減らすことを目的としていたとされます。

「ジョーカー フォリアドウ」を観た

 

           

 

www.youtube.com

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(原題:Joker: Folie à Deux)は、2019年の映画『ジョーカー』の続編で、トッド・フィリップスが再び監督を務め、ホアキン・フェニックスがジョーカー役として再出演します。

YouTubeのーstoryーでは下記のような前振り。
ジョーカーになった男のその後―ラストに備えよ。 理不尽な世の中の代弁者として、時代の寵児となったジョーカー(ホアキン・フェニックス)。彼の前に突然現れた謎の女リー(レディー・ガガ)とともに、狂乱が世界へ伝播していく。孤独で心優しかった男の暴走の行方とは?誰もが一夜にして祭り上げられるこの世界――彼は悪のカリスマなのか、ただの人間なのか?衝撃のラストに備えよ。

基本情報

 
全国劇場公開:2024年10月11日(金)
監 督・脚本・製作:トッド・フィリップス
出 演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ
上映時間:138分
 

あらすじ(ネタバレあり)

 
舞台は、前作から2年後のゴッサム・シティ。
アーサー・フレックはアーカム州立病院に収容されている。彼は前作で起こした事件の後、裁判を待つ身。アーサー・フレックは病院で新キャラクターである、リー(レディー・ガガが演じる)という謎めいた女性と出会う。リーはハーリーン・クインゼルという名前で、彼女もアーカム・アサイラムに収監されていた。

その関係の発展がストーリーの大半だ。アーサーとリーは交流を深め、互いの狂気が共鳴し始め。彼らの関係は「フォリ・ア・ドゥ」(二人狂い)という精神障害の概念に基づいており、一方の妄想が他者に感染する現象を示していた。アーサーの裁判が始まり、メディアや民衆は彼を悪のカリスマとして祭り上げる。しかし、アーサーは自分がジョーカーではないと主張し、裁判で混乱を招いた。

裁判中、爆発事件が発生し、混乱の中でアーサーは一時的に逃亡するが、最終的には再び捕まってアーカムに戻される。アーサーはリーへの愛情を確認するも、彼女との関係が現実か妄想かは曖昧なまま。物語の終盤、アーサーは他の囚人によって刺殺され、その囚人がジョーカーになるための「生まれ変わり」を暗示するような終わり方をしていた。(これは独断)
 

評 価

 
ネットでの酷評が多いというのを、当日の開始十分前に劇場内で知った。ただ、人は人、自分は自分というスタンスで何か感じられる要素があればいいや、という半ばあきらめと気軽い感覚で観れたのが逆に良かったな。
 
下記のような評価・感想は多い。
 
「こんなにミュージカル映画でしたっけ。演出を音楽に頼り切っている感じがした。」

「ミュージカル寄り路線に変更するアイデアは悪くないと思うけど、やり方や脚本がつまらなすぎた。ホアキンの歌唱力も聴いてられない。というか盛り上がる場面がなく終わる。」

「ストーリー展開や結末があまりにも自分の予想通り過ぎてしまって、前作のようなインパクトは正直感じることができなかった。」
 

感 想

 
この作品は、「ジョーカー」という存在が社会的な象徴としてどのように用いられるか、そして個人と群衆の狂気がどのように交錯するかを探求していたと思う。確かに映画はミュージカルの要素を取り入れ、現実と幻想、そして社会批判が絡み合った複雑なプロットを描いている。賛否両論が大きく分かれていて、前作と比べて異なるアプローチが評価されたり、逆に期待を裏切ったと感じる人もいるのはごもっともだと感じた。
 
印象に残ったのは、アーサー・フレック(ジョーカー)の裁判中の友人との具体的なやり取りだ。
 
アーサーは裁判所で証人として唯一の友人であるゲイリー(リー・ギル)と再会した。このやり取りはアーサーが自分がジョーカーとして認識されていることに恐怖を与えていたことを知るきっかけとなった。アーサーは、彼がジョーカーとして振る舞うことが、ゲイリーのような弱い立場の人々には強者であり、恐怖として映っていたことを実感したのだろう。ちなみにゲイリー役のリー・ギルはイギリスの俳優で小人症を患っている。

そんなアーサーはたじろいだ。ゲイリーが、裁判所で証言をするシチュエーションである。ゲイリーはジョーカーの恐ろしさにトラウマを抱え怯えながらも、その扮装の下にいるはずのアーサーに、「君は、みんなと違って僕のことをバカにしなかった優しい人じゃないか」と語りかけた、あのシーンだ。ここでアーサーの善性が一気に噴き出していくシーンは心に刺さった。本来の心、優しい面や純粋な面に対峙しようという心だ。
 
そして、精神的な幻想を排除して、現実的に宇宙的な善という視点で観れば、このゲイリーは完璧な純粋性を叩きつけている。ゲイリーの存在は欠かせない。ゲイリーは神の子が具現化した姿でとてつもない無限の愛と強さを持っていた。それが幻想・妄想をかき消し善性へ向かわせたのだと思う。
 
映画館をあとにした。
ネットでの評価など当てにならないこともある、
そう思いながら帰途についた。

口コミの心理はこんな感じ

以前、書籍にも書きましたが、~レールに乗れば、お客さんが最高のセールスマンになってくれる~という一節に関して書いてみたいと思います。このレールというのは、相互理解ということです。
 

相互理解は口コミの原点だと感じています。

 
例えば、美容院。
担当の美容師さんは上手な技術は勿論のこと、感じがよくて、とても親切で、不快な対応は皆無。そのうえこちら側の希望に沿ったヘアースタイルをサラッと現実化してくれたら、人に話したくなります。
 
パーソナルトレーナーでも、ネイリストでもそれは同じです。リピートして何度か通ううちにお互いの素性も分かり始めてファンになってくれます。
 

肝心なのは一回目の印象と対応に尽きます。

 
整体・サロン業界であれば、手技は上手くて当たり前です。それでは、手技の上手さってどういうことなんだ?という話になります。それは、その人に合った施術なのか、その人に合った圧の強さなのか?その人が心地よいと感じるリズムなのか?というその人のためのハンドメイドになっているのか、ということです。
 

初回が全てです。

 
これらすべてを、初回で把握しなければ、自己満足の施術となり、結果に影響します。初回の感覚とヒアリングで全部把握するということです。したがってスモールビジネスオーナーはテレパシック感性がメチャクチャ大事なのです。
 
その結果、口コミが発生していくわけです。
 
ただ、肝心なのは、自然発生的に口コミは起こるのですが、それでは分母数が少なくなってしまいます。気に入ってくれてはいても、こちら側のアクションで口コミにスイッチを入れることができます。口コミというものは黙っていても起こりずらいもの。その理由としては、大きく二つあります。
 
1.やっと良いお店(整体院など)が見つかった。混んでほしくない。だから誰にも言わない。
2.友人・知人を紹介しても、その人が自分と同じように気に入るとは限らない、という不安感。
 

やっと良いお店(整体院など)が見つかった。混んでほしくない。だから誰にも言わない。

 
このような心理状態は、一般的に「秘密主義」や「独占欲」といった心理に関連しています。

自分だけが知っている情報を持つことで、他人よりも優位に立てるという満足感や優越感を得ようとする心理ですね。他人に教えないことで、その情報の価値を高く保ち続けたいと考えてしまうような感じです。「自分だけの特別な場所」として保持したいという欲求です。その場所の特別さが薄れるのを避けたいという感情でもあります。

 

友人・知人を紹介しても、その人が自分と同じように気に入るとは限らない、という不安感。

 
この不安心理はとても多くの方がいだくと思います。「好みの不一致」や「評価の違い」への恐れです。または共感の欠如への恐れという感じでしょうね。自分の好みが他人に共感されないことで、自分の趣味や判断力に対する自己評価が下がることを恐れる心理です。

この二つの心理状態をよく理解したうえで、口コミ戦略を練りたいものです。僕は無駄な広告費など一切かけずにほとんど口コミだけで満員御礼状態を作ることだけを考えました。というのは単に広告費をケチっているのではなく、せっかくなら来ていただいている方の“ご縁”で、そこから繋がりのある方々を施術すべきだと感じたからです。


大切なクライアントから「私の友人が腰痛で困っているのよ」と言われたら、素直に本当のことを伝えることです。「一回だけでもいいですから、お声がけください。良いかどうかはその人が決めることですから。しかも〇〇さんのお知り合いであればこちらも安心して施術できます」と伝えるようにしています。

ご縁の原因をこんな感じで作っております。
あとは、その大切な信頼を裏切ることなく誠心誠意施術をするだけです。

PS《今日の気づき》
・口コミの土台は相互理解

・ファーストテイクに全力

・事前に“恐れ”を解消してあげる
口コミ伝染病

口コミ伝染病

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意識的な健康管理~自分で自分に気付いていくということ~

よく、健康にとっての重要な三原則として下記の三つが挙げられています。
 
1.「食 事」
2.「運 動」
3.「睡 眠」 
しかし、最も重要なのは、
これら三つの事項の前に
「自分にとって最適な」という言葉を入れることです。
 
「自分にとって最適な食事」
「自分にとって最適な運動」
「自分にとって最適な睡眠」
 
何が最適なのかは実のところ、自分しか絶対にわかりません。
天候・気圧・気温・気分などによっても変化するので、自分の食事・運動・睡眠の「記録」をつけると気づくことが案外出てきます。
というのは、
人間誰一人同じ人はいないので、
ひとりひとり微妙に細胞が異なるんですね。

例えば、当院にはショートスリーパーの女性が美容と予防で来院されています。
その方と話していて聞いてびっくりしたことがあります。
その彼女はかれこれ20年間以上も前から、
毎日3時間から4時間ほどしか睡眠をとっていないというのです。

そして、体調は全く問題なし。
 
一般的には7時間から8時間が最適睡眠だと言われていますが、その彼女には通用しません。逆に8時間眠ったら体調を崩してしまうと言っていました。
 
食事・運動・睡眠の最適快は自分自身に聴いてみることです。そして、「気づく」ことです。自分で自分に気付いていく習慣はゆっくり自然な健康状態に戻してくれます。
 
食事も運動も睡眠もこまめに記録して翌日の体調、メンタルの具合を観察してみてください。新たに自分の最適快が見つかるはずです。
 
そーゆー意味で僕はブログに書いてOutputすることもクライアントにすすめています。
(もちろん、はてなブログwww)

PS《今朝の気づき》
・自分にとっての『快』を記録する

・微妙な変化を見逃さない

・自分にとって『最適快』で生活する