仕事

独立してからの勇気

独立起業するともちろん合理的な思考にハマっていく時期もあります。

「不快な痛みをとること」や「喜んでもらう」という純粋な感情を原点で始めた施術に関する独立起業も、
年月が経過してくるとその純粋性は薄くなってどうしても〝数字〟に翻弄されてしまい、
もっと「売上」を上げなければいけないと合理的に考えようとする、そんな時期です。

誰にでも長年施術経営しているとモグラたたきのモグラのように出てくるものです。

一見、とても自然なことの成り行きだとは思いますが、この〝数字〟を追いかけ始めるという
合理的なものが「喜んでもらって人の役に立つ」という非合理な目的の濃度を薄めてしまうことが
あるわけです。

勿論、経営者としては仕方のない部分ではありますが、施術経営というものは結構非合理な世界なので、
そんなとき、この時の自分の意識形態をチラっと見てみることも必要なこともあります。

微妙な非合理な潜在意識のさじ加減が今度は合理的に露出していることがあったりと、
本当の自分の純粋なスタンスを思い出したりすることに繋がるものです。

〝人〟よりも〝数字〟を気にしたりし始めたら、
〝数字〟よりも〝人〟へもう一度フォーカスしてみることをおススメします。

本来夢やワクワク感を伴った「何とか役に立ちたい」とか、「痛みを軽減してもらいたい」との純粋な
思いが中心にあった独立起業だったはずが、この強烈で合理的な〝数字〟というものだけが先行すると
やがて数字が曇り下降曲線へ向かっていってしまう優秀な施術家がたくさんいました。

単なる数字を求める行者として、苦行になり替わってしまう人たちです。

やがてはエネルギーの巡りが悪くなり、どんよりと沈静化してしまって自分の体調不良などが
出てきたりするから不思議なものです。

そして、気づけなければ、ただの数字を追いかける施術経営の猛者となってしまう人もいます。

しかし、それが悪いわけではなく、それで沢山のスタッフを雇用し組織を大きくしていければ
それはそれで正解なのでしょう。

独り経営者の場合にはそうもいきません。
なぜなら〝経営〟と〝施術〟もひとりだからです。

昔は経営脳と施術脳が必要で上手にバランスをとることが大切だなんて思っていました。
しかし、今は違います。

〝経営脳〟なんて必要ありません。

施術に没頭して結果を純粋に出していくことと、自分の〝生き方〟をしっかりと
自分で見つけ出すということが大切だと感じます。

どんな先生もはじめから熱心なファンの顧客がいるわけではなかったはずです。
その先生の純粋な動機に共鳴し、更に手技のキレに納得してくれて来てくれていた方々は、
別に経営的〝数字〟には興味なんてなく、無関心です。

なので、合理的思考ばかりが自分を取り巻いてきているな、と感じたらもう一度初心に戻ることを
おススメします。
具体的には、〝数字は考えない〟で時間の許す限りクライアントの施術の記録を見続けることです。

施術というものはとても非合理的な世界です。

「痛い」「不調がある」と言ったってそれを同じように施術者が感じることができませんし、
「治った!!!」「体調良好です!!!」と言ってもらっても想像するしかないのですから。

想像力×クライアント数=経営指標です。

クライアント数×単価=経営指標となってはいけません

自分の城をもって年月が経過し、本来特別なことが普通と感じられてきたならば、
新しい手技の勉強だけでなく、一体、自分は何にどうしようもなく没頭できて、
情熱を傾けられてきたのかをしっかりと顧みる時間が絶対に必要です。
それが〝生き方〟の自己確認。

人生は他人の価値観の中では生きられません。

人の目を気にせずに、自分を貫くことを大切にしながら、ひとりひとりに対して「キチンと向き合う」ことが
求められますし、そこに施術の重要性があります。

施術=向き合うということではないでしょうか? 

数字としての人でなく、生命体としての人とです。

世間的には「好きなことで生きていく」などというライフワーク的フレーズが流行っていますが、
何もない更地から好きな事だけで生きていくということは中々難しいことでもあるわけです。

しかし、開業して何年もやってこられたとしたら、それは才能以外の何物でもありません。

独立起業はすべて自分の選択と行動にかかってきます。

そして、自分を貫くということは必ず周りとぶつかりますし、それでも曲げられないものは
曲げられないものです。

自分の城の設立意味、主体となる手技、メニュー構成や差別化している内容等々は全てが
〝顧客のため〟が土台となります。

何年も施術家として生きてきて迷いが出てきたら、
それは成長のチャンス!!!自分が最大の味方であり、最大の敵だということを認知して
選択と決断の時ですね。

施術だけでなく、どんな業種だって、良い時も、悪い時もあるでしょう。

ただ、気を付けなければならないのは、人の尺度で判断したり、
人の価値観の中に生きたりという「他人の人生」を自分が歩んでいる部分があるとしたら、
決して自分の人生を貫くなんてできないことではないのでしょうか?

・・・・こんなことを考える一人の時間は4月にはピッタリですね。

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ヴィッシュ吉田
JPMA日本理学手技療法協会 代表理事 フィットバランス療術学院 東京校学院長 株式会社ヴィッシュブレイン 代表取締役

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